もし君が私の前からいなくなってしまったら。




医師が、急いで晴樹の病室に入ってくる。


晴樹に少しでも長く生きてもらおうと

必死に心臓マッサージをしている。



私と晴樹の手は握られたままだ。




すると、晴樹が

「葉月。ごめんな。」


一言呟いた。


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