もし君が私の前からいなくなってしまったら。





私は家に着くなり自分の部屋へ入る。



そしてベッドに座る。




「ごめんね…。晴樹、ごめんね…。私の…私のせいだよね、私なんかを追いかけてくれたから……。めんッ!ごめん!」


何度も何度も晴樹に謝る。



謝ったって晴樹は許してくれないよね。




「晴樹ぃー……」



私は朝まで泣き続けた。


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