もし君が私の前からいなくなってしまったら。



「おとーーー晴樹お兄ちゃんだってそんなこと願ってないよ!」


晴樹?

「晴樹は…私が死んだら悲しいのかな?…」


「当たり前だよ。だから死ぬなんて言わないでこっちへおいでよ。」


晴樹が悲しむなら…私は死ねない。

晴樹の悲しむ顔はもう二度とみたいなんかない。


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