もし君が私の前からいなくなってしまったら。


え?そんなことできるの?

でも、この子が嘘言ってるなんて思えないし。


「ホントに…そんなことできるの?
できるなら私は戻りたいよ‼」

晴樹からもらった飴玉を握りしめる。


「わかった!僕が晴樹お兄ちゃんに事故にあった日、12月5日に戻してあげる!
だけど、お姉ちゃんチャンスは1回しかないからね。絶対に晴樹お兄ちゃんを救ってあげて‼」



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