もし君が私の前からいなくなってしまったら。



チャンスは1回か。


「うん!任せて!」

絶対、晴樹を救って見せる。こんな辛い思いはもうしたくないよ

「じゃあ、お姉ちゃん目をつぶって。そしたら、過去に戻りたいっ!って心の中で祈って。そしたら12月5日の朝に戻れる。」


光生くんは微笑む。


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