もし君が私の前からいなくなってしまったら。



「俺、電話出るから、またあしーー」


晴樹が最後まで言葉を言えなかったのは

私が晴樹の口をふさいだから。


私は、晴樹をひきよせ晴樹にキスをした。

自分からキスしたのは多分初めてだ。


「は、葉月!?お前今日変だぞ?」


晴樹は顔を真っ赤にさせながら驚いてる。


「晴樹、今日だけは絶対どこにも行かせないんだからね。」


そして、私はまた晴樹にキスをする。


絶対に晴樹だけはなくしたくない。


私は晴樹の電話がきれるまで晴樹にキスをし続けた。



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