もし君が私の前からいなくなってしまったら。
「お前、学校の玄関で意識途切れたんだよ。んで、俺が俺ん家まで運んできたの。」
そっか。ここは晴樹ん家だったんだ。
なんかみたことある部屋だと思った。
「あ、ありがとう。運んでくれて。」
重くなかったかなー。
「ん。てか、お前キスしすぎて倒れたんじゃね?ハハっ」
晴樹が私をバカにしてくる。
「な、なによ!晴樹が私のこと怒るのが悪いんでしょ!?お昼だって一緒に食べてくれないし。」
なんで怒ってたんだろうね晴樹は!