もし君が私の前からいなくなってしまったら。



「そうだよ!それ!俺その夢みたんだよ。夢にしてはやけにリアルだったけどな。
てかお前なんで知ってんの?」

やっぱりあの日だ。

晴樹が私の前から消えたあの日のことだ。


「晴樹、あのね、私ーーーーー」


私は今までのことを全部話した。


あの地獄のような2ヶ月間のことも、全部。


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