もし君が私の前からいなくなってしまったら。



「お前意外と頑固だなぁー。」




「なっ!?」


晴樹くん軽く人をバカにしたな。



「まあ、いいから使えって。じゃあ、俺帰るからじゃあなー!」


って言って傘を私のところへのこしたまま、玄関をとびだして雨の中走り去って
いってしまった。





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