恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~
佑真はあたしを性別を超えた親友と位置づけているみたい。
こうやって誘われることはよくあって、今日は駅前のラーメン屋さんに立ち寄った。
どんな対象だとしても、あたしは佑真と一緒に居られて嬉しいんだ。
「お待たせしましたー」
佑真がオーダーしたのは、ラーメン大盛りに半チャーハンとギョーザのセット。
男の子はよく食べるなぁ…なんて感心していると、
「そんだけで足りんの?」
普通のラーメンを一つだけ注文したあたしを見て、佑真が首をかしげた。