恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~
エビ君が心配してくれていたのはこういう事だったんだと、身に染みて感じた。
「アンタ達が何を知ってんのよ!」
そんな時、いつだってさくらはあたしの盾となり味方をしてくれた。
すごく申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
さくらにだって、ずっと秘密にしていたのに……。
―――…
お昼ご飯を食べ終わり、ジュースのストローの先をガシガシを噛むさくらは浮かない顔をしていた。
「やっぱ今の女子高生ってだめだわー」
「そんなに難航してるの?」
その原因は、未だ決まらない1年生マネのこと。