恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~
さっそくあたしは電話を掛けた。
するとあっさり交渉成立。
「ほんとですか!?では6月20日、よろしくお願いします。場所はそちらですね!はい!」
やったー!
任務完了。
「先輩、月末の練習試合取れました!」
大きな顔をしてグラウンドへ戻る。
「あらそう、良かったわ」
ノートを渡すと対戦校に目を落とす、もう一人のマネの由美先輩。
……の顔が曇った。
「ねぇ…ここって」
「……うん」
彩子先輩も。