恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~
「はい」
「明日、行けるか?」
えっ…
もしかしてそれって先発!?
ビックリして佑真を見る。
ここまで先発がなかっただけに、部員たちからもざわめきが起こった。
明日も瀬戸君が先発だと思ってた。
「もちろんです」
佑真は冷静に答えた。
佑真を先発に使うってことは、きっと完投を視野に入れてる。
しかも決勝戦という大舞台で。
……中島先生もなかなかやるじゃん。
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