恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~

そんなに気にするかな?


包むだけだもん、バンダナなんてなんでもいいじゃん?


次に手にしたのはブルーのランチマットで包まれた大きいお弁当箱。



歩いてきたのは……



「これ、佑真の?」


「ああ」


「お疲れ様」


ドリンクと一緒にお弁当を渡した。


全員分のお弁当を渡し終えると、あたしはなんとなく空いていた佑真の隣に腰掛けた。

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