恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~
「城山のマネ超こえ~」
「女のヒステリック最悪!」
「夏の大会でのご検討をお祈り申し上げます~」
奴等はバカにしたような笑いを残しながら公園を出て行った。
「佑真、お弁当……」
とてもじゃないけど食べれない。
「汚れたところ退ければ食べれるし」
平気な顔して佑真は箸を進めた。
「だめだよ、お腹壊したら大変だもん。……これ、食べて……」
あたしは自分の行動を反省しながら、おにぎりをひとつ、佑真に渡した。