恋色ダイヤモンド~エースの落とした涙~

「なんだお嬢。買い物でも行きてぇのか?」


先に反応したのは三浦先輩。


「だってここ大人の町ですから~」


さすが有名大学があるような立地。オシャレなカフェとか、お店が軒を連ねている。


彩子先輩も、うんうんと頷きながら言う。


「あたしも洋服見たいしちょろっと寄ってこうかな。男たち、先に帰ってていいよ」


えーっ!?


そ、それは困る!


「ゆ、佑真っ!あたしの荷物持ちして!」


「はぁ??」

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