BEAST





「じゃあ明日校門に迎えはよこしとくから」



『は、遥!さすがに校門はちょっと...だからさ、近くにあるコンビニに迎えきてもらっていいかな?』



「うん、いいよ!」



『ありがと...』



「よしっ!じゃあ今日はもう帰ろっか?話しすぎて12時普通に過ぎちゃったし!...それにしても美咲ちゃん怒られない?」



『だ、大丈夫だよ!』


「そっか!ならよかった!」


一瞬心臓が飛び跳ねた。遥に話をふられて心臓が大きな音をたてた。



「じゃあ怜、俺美咲ちゃん送ってくるから」


遥の言葉に怜はうんともすんとも言わずにまた深く眠りについていた。







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