BEAST





『じゃあ怜はあたしの事が好きなの?』


「…は?」



は?は?って言葉そっくりそのままお返ししますよ!てかは?ってなによ!付き合って好きだから付き合うって事じゃないの?



…まぁ、あたしは好きでもなんでもないんだけどね?


それよりも…



『あたし何か変なこと言った?』


あたしの言葉に怜の眉間に深く皺がよった。


な、なに…よ…。



『なによ!あたしの事遊んでポイ捨てするつもり?!それに好きじゃないなら付き合う必要ないじゃん!』


「あ?」


『だから!そのあ?ってのも嫌なんだってば!』


「…っち」










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