彼は私を狂愛した。

...男の人とは話しちゃいけない。


話しちゃだめだ。



そのことが頭から離れなかった。



考えすぎて頭痛い...。



私は料理を運ぶこと以外なにも考えずにいた。



そして業務時間を終え、すぐさま慧兒のところに向かおうとした。



♪~♪~♪



ん?メール...。



開いてみると見たことのないメールアドレスが写っていた。



登録してない人かな。



あれ、【syunn-12go@********】


しゅん...。


って、後藤くん...?



どうしよう。



開いてもいいのかな...。


周りを見渡したら誰も居なかった。


...慧兒に見られなきゃ大丈夫。



私は後藤くんからのメールを読もうとした。
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