彼は私を狂愛した。

私が接客をしてようと、料理を運んでいようと


後藤くんからすごく視線を感じる。



私、あんなことしたくせに後藤くんに謝らないからきっと怒ってるんだ…。



「はぁ…はぁ…」



なんだろ…息苦しい…



久しぶりにこんな動いたからかな…。




フラフラしながら出来る限り仕事をした。



そして業務時間を終え



帰る支度をしに行った。




あ、あれ…



なんか頭痛い…



バタッ…




ギュッ




倒れたと思ったのに



誰かに抱きしめられた気がした。
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