彼は私を狂愛した。

バイトの時間になり身だしなみを整えた。



今は冬だからなんとか長袖で包帯を隠すことができる。



もうすぐ慧兒が来る頃だよね...。



時計を見ると私たちがいつも着く時間の



約3分前。



カチ...カチ...



時計の針が7時を指そうとしていた。



カタカタカタカタ...



全身が震える。




慧兒が来る...



ヤダヤダヤダヤダヤダ....



カランカラン~♪



そして7時のチャイムと同時にドアが開いた。
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