彼は私を狂愛した。
すると慧兒は嬉しそうにニコニコ笑いながらネックレスを選び始めた。
イニシャルに掘られているものや重ねるとハートになるもの
他にも種類は沢山ある。
そんな中私はふと奥の方に置いてあった文字が掘られているネックレスに目が入った。
そこには
『Forever』
と掘られてありその隣には好きな文字が入れられるようになっていた。
永遠…か。
「魅音?なんかいいの見つけた?」
慧兒は一つのネックレスをじっと眺めている私に気づき声をかけた。