彼は私を狂愛した。

「……?」


「意味は『永遠、君は僕の全て』だよ。本当は記念日を入れるつもりだったけどね」



慧兒がそう言って私の頬にキスをした。





慧兒の言葉を聞いた途端自然と涙が溢れ出た。


どうして私、慧兒の気持ちに応えられなかったんだろうって。


こんなにも愛してくれる人がいるのに…


私は本当に幸せものなのに。




___最低だ
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