爆走LOVE★BOY Xmas SP
☆☆☆
俺が雅紀をツリーの裏へ投げ捨てたあと、「樹ぃ~」と、可愛い声が後方から聞こえてきた。
「亜美」
「樹先輩……ごめん……待った?」
額に汗を光らせて息を切らしている。
ここまで走って来たのか。
「全然待ってないって。とりあえず、どこかで休もうか」
「うん。あ、ちょっと待って」
歩き出そうとする俺を止めて、亜美は通りすがりの人に何か話しかけている。
そして小走りに俺の元へ戻ってくると、「ねぇ、写真撮ろうよ」と、腕を組んできた。
俺が雅紀をツリーの裏へ投げ捨てたあと、「樹ぃ~」と、可愛い声が後方から聞こえてきた。
「亜美」
「樹先輩……ごめん……待った?」
額に汗を光らせて息を切らしている。
ここまで走って来たのか。
「全然待ってないって。とりあえず、どこかで休もうか」
「うん。あ、ちょっと待って」
歩き出そうとする俺を止めて、亜美は通りすがりの人に何か話しかけている。
そして小走りに俺の元へ戻ってくると、「ねぇ、写真撮ろうよ」と、腕を組んできた。