爆走LOVE★BOY Xmas SP
そう言ってカウンター裏から取り出した白く小さな箱。


それを開けると、ハート型にカットされたダイヤモンドが現れた。


光の反射でキラキラと揺れているように見える、珍しいものだった。


「ありがとう」


「お相手の方はきっと喜びますわ」


「そうだといいけどな」


俺は支払いを済ませ、約束の場所へと急いだ。

< 4 / 21 >

この作品をシェア

pagetop