爆走LOVE★BOY Xmas SP
そう思った時、トンッと肩を叩かれた。


「亜美?」


名前を呼んで振り返る。


それと同時にドクロの指輪と拳が見えた。


「なんだよ。ったく」


舌打ちをしながら上半身だけでその拳をよける。


見ると、そこには亜美の元彼である雅紀という男が立っていた。


一瞬にして血が湧きたつのを感じる。


「久しぶりだな」


雅紀はそう言い拳を下げた。
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