共食い。
「もー!もー少し喜んでくれてもいいのにー!」








「エーコレデモスコシヨロコンデルツモリダヨー。」








ロボットのような喋り方で私を挑発してくるものだから、私は頬を膨らませて怒ったように机にうっぷした。









ちょっとくらいは怒ってるように見えるかな?なんて一人で浮かれて叶がこっちを向くのを待っていた。









「じゃあ、次は伸君。」









もう伸の番かー。同じ班にならなければいいけど…。








それから数分ほどずっとうっぷしていた。








「次は佐藤さん。」








くじ引きは佐藤さんで最後。それにしても…。
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