私だって恋したい!




******



「んー…どりあ…たべたい…」



お腹すいたなぁ…




またあそこの絶品ドリア食べたいなぁ…




体がふわふわする……




あれ?…あたし走ってたんじゃなかったっけ…?




「はっ…!!!!」




「…あ」




一気に目を開けると、綺麗な瞳と目があった。




「目さめた?」




「えっ!……ええええっ!!!?」




その人物にあたしは、思わず声を上げた。




「さ、坂本…くん!?」




ガバッと一気に起き上がる。




「くすっ…元気そうでよかった」




やわらかく整った顔を緩ませる。




こんな近くにっ…さ、坂本くんが…




これは、何かの夢?




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