それでも君が好き。 一生片思いで上等なんです

部屋を出ようとした瞬間


「けーいちゃん?帰らせないからね」

不気味な笑顔を浮かべる裕也が後ろにたっていた


「裕也‥ごめんなさい。無視するつもりはなかっ」


しゃべり終わる前にいつもより荒々しく私を押し倒す


「痛いっ」

「今日は帰らせない」


涙が出てきそうになる

誰か助けてよ

佐藤‥助けてよ


心の中で叫ぶが誰にも届くはずがなく、長い夜が始まるんだ



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