それでも君が好き。 一生片思いで上等なんです

ここは学校に向かう電車の中で‥


「木村ー!木村ー!木村ー!寝過ごすぞー!」

やばい!

降りなきゃ!

勢いよく立ち上がったつもりが


「木村、おはよー」

目の前には爆笑する佐藤の姿


あっ、私保健室で寝てたんだった‥


「いつものお返しだよ~、もう部活始まるよ」


「もうこんな時間‥起こしてくれてありがとー」


はいよーと片手を上げて保健室を出て行く佐藤


その後ろ姿を見てまたキュンとしたような気がした‥だけかな‥



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