それでも君が好き。
一生片思いで上等なんです
「裕也先輩!どうしたんですか?こんなとこで!」
満面の笑みで佐藤は裕也に声をかけた
「なぁ、佐藤。お前の後ろにいるのって京ちゃんだよね?俺にちょーだい」
不気味な笑みを浮かべる裕也
私は必死に佐藤の後ろに隠れる
「京ちゃん?出ておいで」
怖い
怖いよ
「佐藤‥助けて‥」
「大丈夫か?裕也先輩!木村、怖がってるんでやめてあげてください!」
佐藤のこんなに必死な声初めて聞いた‥
「あぁ?佐藤。俺にさしずすんのか?」
そう言うと、裕也は佐藤に殴りかかった