それでも君が好き。
一生片思いで上等なんです
怖くなって目をつぶると鈍い音がした
「痛いっすよ‥先輩‥」
顔を抑えて痛がる佐藤
「裕也、やめてよ!」
佐藤の背後から出た私に裕也は殴りかかろうとした
「!!」
痛っ!くない‥?
目を開けると
「佐藤!!大丈夫?」
私をかばうように佐藤は私を抱きしめてくれていた
「木村、大丈夫か?」
恐怖と悲しみから私の目から涙が流れていた
「佐藤‥ごめんね‥」
私はこの時、確信したんだ‥
佐藤のことが好きだ‥ってね
これがほんとの恋