それでも君が好き。
一生片思いで上等なんです
1時間目の終わりのチャイムが鳴り終わり、私たちは教室に戻ることにした
「私のせいでほんとにごめんね‥」
謝っても謝っても足りないよ
「気にすんなって!その変わりさぁ、俺寝るから4時間目終わったら起こして!」
席につくと一瞬で夢の世界に入ってしまった
ちゃんと寝顔を見たのは始めてかもしれない
頬が赤くなっていてかわいい
「京ー!松本君が呼んでるよ」
無意識に触れそうになっていた手を引っ込める
「松本?あっ、ありがと、唯」
唯は私の親友
明るくてかわいらしくて愛されるタイプ