それでも君が好き。
一生片思いで上等なんです
久しぶりに土日をのんびり過ごし、清々しい気分で月曜日を迎えた
最近はずっと土日になると裕也の家に行ってたからね‥
「いってきまーす」
今日こそ遅刻しない時間に家を出て、8時前には電車に乗ることが出来た
この時間だとさすがに佐藤は見当たらない
席に座り携帯を取り出す
「今日こそ決着つけなきゃ」
『今日は会えますか?話したいことがあるんだけど』
--送信
「はぁ‥」
「また、ため息?」
目の前に黒い陰
顔をあげると‥
「えっ!ってことは今日も遅刻ってこと?」
携帯を見たがまだ8時になったところ
「なに?俺とおんなじ電車だと遅刻だとおもってんの?」
ちょっと困り顔の佐藤
「うん!」
思いっきりうなずく私