それでも君が好き。
一生片思いで上等なんです
幸せな時間ってほんとにすぎるのが早く感じる
裕也に捨てられてから1ヶ月が経とうとしている8月の半ば
私たちの部活には夏休みなんて存在せず、毎日毎日学校に通っている
--チャリーン
松本が通り過ぎる合図だ
「はよ。」
ちゃんとあいさつしてくれるところは魅力的だよね
そう思いながら通り過ぎる松本を見ると
「なんかおしゃれしてる」
そういえば今日は友里恵先輩とデートするって言ってたっけ
映画見に行くんだって
いいなぁ
私もちゃんとしたデートしてみたかったよ