それでも君が好き。
一生片思いで上等なんです
屋上につくと松本は気持ちよさそうに眠っていた
「松本ー!飯食うぞー!」
さっきまで眠そうだった佐藤はどこにいったのやら‥
「んー。はよ。食うか」
そういえば、松本には聞きたいことがたくさんあるんだった
「友里恵先輩とはどうなったのー?」
直球すぎた質問に一瞬固まった松本
「ん、フられた」
お昼ご飯の焼きそばパンを食べながらそう一言言い放った
「「「‥」」」
沈黙が続く
しかしその沈黙を松本が破った
「あのあと何度か2人で飯食ったりしたんだよ。で、昨日告ってフられた。でもまぁ、俺は気にしてねーからお前らも気にすんな」
意外とあっさりしていた松本にこっちが拍子抜けしてしまった