それでも君が好き。 一生片思いで上等なんです

「で、結局誘ってないの?」

只今、松本くんと駅前のドーナツ屋さんでおやつタイム


「うん‥」

さっきの報告


「お前、あれだな。あほだわ」

直球すぎる悪口

もう慣れたけどね‥


「今日、電話して誘うから!」

顔見なくてすむから大丈夫なはず


「その必要はないよー」

えっ?

どうゆうこと?


入り口のほうを見る松本

私も入り口に目を向ける


「えっ、なんで!」

佐藤がドーナツを選んでいた


「俺が誘った!これで帰り2人で帰れるから誘えるだろ?俺、良い人だなぁ」

満足げな顔をする松本


「んー。まぁ‥ありがと‥」

なんだか汗をかいてきてオレンジジュースを一気に飲んだ


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