何者達
「わたしゃ会ってしまったんだ。その戦争で消えなかったのだろうか、まだ戦争が終わった事もそいつは知らず、仲間を探していたんだよ。私はその事を教えてやると、安心したように何処かへ行っちまった。
それからだろうか、わたしゃある事に気付いたんだよ。そいつに会ってから誰にも会わなくなった事に、普通すぐ気付くものだが。
わたしゃ何故かその事に気付いた時でも、居心地良く感じてしまった。
それが、消えてから来るこの世界の人が持つ感情なのだろうね。たまには人に会うが、会話なんてものは滅多に無い。」
「最近話をしたのは、二年前だろうか…嫌、話掛けられたのは。
お前達とは違うが、この世界の存在が解ってたような奴だった。」
それからだろうか、わたしゃある事に気付いたんだよ。そいつに会ってから誰にも会わなくなった事に、普通すぐ気付くものだが。
わたしゃ何故かその事に気付いた時でも、居心地良く感じてしまった。
それが、消えてから来るこの世界の人が持つ感情なのだろうね。たまには人に会うが、会話なんてものは滅多に無い。」
「最近話をしたのは、二年前だろうか…嫌、話掛けられたのは。
お前達とは違うが、この世界の存在が解ってたような奴だった。」