ストーカーですが何かっ⁉︎
「うん、変。めっちゃくちゃ変」
私の真っ正面で秋月 由羅(アキヅキ ユウラ)はタコさんウインナーを頬張りながら淡々と答えた。
「はぁ?!何でよ、人間は皆自由なんだよ?何したっていいじゃん!ストーカーなんて可愛いもんじゃん!」
「あんたはバカの星のアホ星人かっ!」
由羅はビシッと箸の先を私に向けた。
「いーい!?自由だから何してもいいって言ったら窃盗も人殺しもオーケーって言ってるようなもんじゃない!
つかストーカー肯定してる時点であんたの頭狂ってるから!頭冷やしなっ!」
「ゔぅ〜由羅の鬼畜、悪魔……」
私は頬を膨らませて由羅を睨んだ。
由羅はそんな私に目を向けることもなく話を続ける。
「はぁ……仮にもあんたと私は幼なじみでかれこれ10年以上の仲だから一緒にいてあげてるけどさー……
そんな縁でもなかったら私、とっくにあんたのこと見放してるわ」