向日葵
「幸せになれよ?ちゃんと…」
公介は辛そうな顔で消えそうな声で言う。
『公介も…』
「おう。」
そう言って佐倉先輩は戻って行った。そしてこうは私の方を振り返り気まづそうに「ご飯食おう」と言った。
…だけど私は今にも泣いてしまいそうで目に力を入れた。
「そ、そういえば友達に呼ばれてた!明日食べよう!」
すると公介は安心したように「うん」と返事をしてきた。
公介が戻った後私はトボトボと自分の教室に戻って行った。