向日葵
消えない想い
〜斗真side〜
もえ、遅ーよ。電話しても繋がんねーし、何やってんだよ…
プルルー、プルルー
メールの着信音がなる。
メールをみて俺はすぐ病院へ駆けつけた。
「はぁはぁ…佐倉もえ、はぁ…いますか?」
走ってきたせいで息が荒くなる。
「佐倉もえさん?こちらには入院されてないみたいですけど…」
「え?…さっき事故で!」
「事故?あぁー、南波公介さんの付き添いで女の方ならいらっしゃいましたよ?」
「え?」