向日葵

すると姫川先輩は優しく微笑み
｢別にあんたを怒る気になんかなんねーよ｣
と言った。


｢あ…は、はい。｣


なんて返事をすればいいのか分からなかった。

｢あの、佐倉先輩は？｣


｢あぁー…もえは一人になりたいって…｣

その言葉に私は肩を落とす。


｢あんたが心配しなくていーよ｣

｢はい…｣


ってゆうか、聞いてた噂と全然違うんだけど！姫川先輩って笑わないし、無口だって噂なのに…、真逆じゃん！


そんなことを思ってると場違いな音がなりひびいた。


ぎゅーぐるるるーー


はっとして私は急いでお腹を抑えた。