向日葵



〜斗真side〜



もえ...頑張ってるじゃねーか...


俺は南波からいろいろ聞いた。もえの夢も、泣かないってゆう決心も。だからそれを見届けてやりたい。


「斗真先輩!」


息を切らせながら南が喋りかけてきた。


「何?」


「あ、あの!佐倉先輩と別れたって...」


「そうだけど...」


南が焦り出した。


「てか、悪いんだけど...」


すると俺の声を遮って声が聞こえた。


「さいてー...」








< 212 / 225 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop