向日葵
『違います!誤解しないでください!』
「だよねー」
そして興味無さそうに私から目をそらした。
「てかさー、斗真の好きな人って誰?美和が言ってたよ?斗真好きな人いるからって遊んでくれないーって」
へー、姫川斗真って好きな子いたんだー。
その質問に対して姫川斗真が
「好きな子ってゆうか気になる子だから…」
少し頬を赤く染めてぶっきらぼうにそう言い放った。
それから少し話して女の人たちはファミレスから出ていった。
ちょうど注文していた物が到着した。
「ドリアお2つお待たせ致しました。」
『いただきます!』
私は大口をあけてドリアを口に放った。
『あちっ、』
出来たてのドリアからは湯気が出ていた。