向日葵
「あの、き、昨日先輩と佐倉先輩の姿を見たんですけど…、本当に、お似合いでした!」
私はそれだけ言ってその場を立ち去ろうとした。すると、
「おい!」
「え?」
「ありがとな」
そして姫川先輩が笑った。その笑顔は私に向けてもらえるにはもったいないすぎる佐倉先輩にしか見せない笑顔を私に向けてくれた。
私は急いで教室に行き、皆に説明した。
なになにをして姫川先輩が笑ってくれたとゆう報告を。
その噂は瞬く間に広がり1年生の間ではしばらくその話で持ちきりだった。
そしてもう一つ。南波先輩の忘れられない彼女が佐倉先輩である。とゆうことも…。