私と敵と好きな人と


『おはよ、柚帆』


次の日、学校に登校してイスに座ってぼーっとしていた。


そのとき、千夏が話しかけてきた。


「おはよー」


『………平気か?』


「あぁ…うん」


………まだ、今日は薫が来てない。

けど、会ったところでなぁ…


『そういやさぁ』


「ん?」


『そろそろ文化祭の準備じゃない?』


「あ……」


< 100 / 255 >

この作品をシェア

pagetop