私と敵と好きな人と
『あ、小野町』
「えっ、優太?!あれっ!?千尋?!」
連れてこられた場所は…どこここ。
しかも、なにすんの!?
『簡単に話すとー、文化祭の服の件な。
後一時間、どーせ文化祭の話だから今の内に服の用意が出来るかーって話』
薫が淡々と話した。
なぜ、じゃあ私?
『優太がお前呼べっていうからさ』
「はい?」
『あ、うん。小野町ならいっかなーって』
ニコッと優太は笑った。
うっ………カッコいい……