私と敵と好きな人と



(あれ…千夏は?)


千夏は確か前半なので、後半一緒に回ろうと思ったんだけど……


いないな……


仕方なく私は、教室を出ることにした。






…………が。




『…………逃げんなよ』


と、耳元で怖い声で呟かれたので

どうすることも出来なくなりました。



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