私と敵と好きな人と


そのまま私たちはフラフラと歩き出し、

興味があったらその店に入る……ということにした


「ねぇ、薫ー。これどーかなー?」


『誕プレでそれ?おかしくね?』


「じゃあこれ?」


『あー……その方がいんじゃね?』


だるそうに答えてたけど、全部の質問に答えている

今日、薫がいつもと違う



『………なんだよ』


「いや?」


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