私と敵と好きな人と


…………フラフラしてた頃にはもう日が暮れていた


「良かった~、買えて!」


『あっそ』


やっぱ素っ気ない。

なんでこんななんだろ……とか思ってるといきなり薫が話しだした


『お前が買った李音のやつさ……

あれ、お前の趣味じゃね?』


「え……バレた……?」



そう、実は李音の誕プレは私が可愛い!って思ったから買ったもので…

自分の趣味なのだ…


けど…薫は


『やっぱりな、お前らしいなって思ったよ』


「へ……?」


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